ホーム>平成23年度 第3回研修会・相談会 報告


 

平成23年12月4日(日)、平成23年度第3回山梨県富士・東部地域リハビリテーション研修会・相談会を、都留市のぴゅあ富士にて開催しました。講師はツル虎ノ門外科・リハビリテーション病院で、理学療法士として勤務している石川博隆氏であり、「生活リハビリと各職種の関わり 〜いつでもリハビリが受けられる環境を目指して〜」というテーマで、講演を行いました。

当日は山梨県富士・東部圏域における保健・医療・福祉領域に従事する看護師、介護支援専門員、介護福祉士、ヘルパー、介護員、リハビリなど計20名が参加され、充実した研修会となりました。

今回の研修会では、生活リハビリについての講義に加え、当研修会では初めての試みとしてディスカッション形式を取り入れ、当圏域で働く様々な職種の人々と意見交換をする機会を設けました。ディスカッションでは少人数のグループで生活リハビリにおける問題点を討論して頂き、その中から1つの問題に絞り込み、解決策を考えて頂きました。さらに、ディスカッション後の意見交換会において、参加者全員で取り上げられた問題点や解決策などを共有する事も出来ました。


研修会参加者から「生活リハビリについての視点と環境の重要性を再確認した」、「各職種の方々の生の声を聞くことが出来て良かった」、「その人にあったリハビリや援助が提供出来ているのかを考えるきっかけになった」など多くの意見を頂くことが出来ました。参加者からの意見を基に、今後も各職種と充分な連携を図り、地域・福祉従事者を対象に更なる支援を提供していきたいと感じました。

地域リハビリテーション広域支援センター事業では、今年度の研修会事業は今回をもちまして、すべて終了となりました。皆様方の御理解と御協力のもと、滞りなく行う事が出来ましたことを感謝申し上げます。さらに今後とも研修会・相談事業を通して、保健・医療・福祉に携わる方々にこの事業を周知し、地域リハビリテーションの質の向上に努めていきたいと考えております。