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平成24年10月5日(金)、平成24年度第1回山梨県富士・東部地域リハビリテーション研修会・相談会を、都留市のぴゅあ富士にて開催しました。
今回は2部構成で行ない、第1部をツル虎ノ門外科・リハビリテーション病院で、理学療法士として勤務している和田国明氏が「高齢者はなぜ転倒するのか 〜地域高齢者の転倒リスクと予防〜」というテーマで、講義しました。第2部は、介護老人保健施設はまなすで、理学療法士として勤務している田中寛氏が「今から使える 膝痛体操 〜理学療法士が教える症状別の体操・指導〜」というテーマで、講義及び実技指導を行いました。
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今回は山梨県介護福祉士会の御協力を得て、多くの方に参加して頂ける研修会を企画致しました。当日は山梨県富士・東部圏域における保健・医療・福祉領域に従事する介護支援専門員、介護福祉士、ヘルパー、介護員、リハビリ等、計74名が参加され、大変盛況であり充実した研修会となりました。
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本研修会では、転倒のメカニズムや膝痛の原因についての講義に加え、膝痛に対するストレッチやマッサージ等の実技を取り入れ、参加者に体験して頂きながら研修会を進めていきました。
参加者からは「すぐに役立ちそう」、「実際に自分で体験することで、より確かな知識となった」等、多数の御意見を頂く事ができました。
参加者からの意見を基に、今後も日々の業務やセルフケアに役立つ研修会を企画し、地域・福祉従事者を対象に更なる支援を提供していきたいと感じました。
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研修会終了後の相談窓口においては、膝の痛みに対する相談に加え、対応に難渋している症例についての相談も多く受けました。当センターでは研修会終了後に加え、常設の相談窓口も開設しております。今回頂いた相談内容を今後はフォローアップという形で支援していきたいと考えております。
地域リハビリテーション広域支援センター事業では、今年度は本研修会を含め、医療介護従事者向けに3回の研修会を企画しております。今後も研修会・相談事業を通して、保健・医療・福祉に携わる方々にこの事業を周知し、地域リハビリテーションの質の向上に努めていきたいと考えております。
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